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AIで作る・専門家で仕上げる・データで届ける ── 6/4ワークショップ実施レビュー

先日6月4日、Alphabet社との共催でAIワークショップをGallery21にて開催いたしました。

当日は15名の参加者様にお集まりいただき、第1部ではAIで実際にホームページのデザインを作るハンズオン、第2部以降では作ったサイトをどうユーザーに届けるかを、データに基づき解説する構成で進行しました。

そこで明らかになったのは、「AIがあれば誰でもサイトは作れる」という事実と同時に、「ではなぜ、それだけではビジネスの成果につながらないのか?」という問いでした。

本コラムでは、ワークショップで見えた「AI時代のホームページ制作の現実」を整理してお届けします。

 

 

1. AIでサイトが「作れる」時代に、何が起きているか?

 

 

ワークショップの第1部では、参加者の皆様にプロンプトを1つお渡しし、AIにホームページのたたき台を作ってもらう体験をしていただきました。

結果はほぼ全員が、ものの数分でそれらしいサイトを画面に出力。

配色も整い、セクションも並び、コピーまでひととおり揃っています。

ところが、出力されたサイトを並べて見ると、不思議とどれも似た雰囲気を帯びていました。

業種の特徴も、企業らしさも、そこには見当たらない。

「とりあえずカタチにはなる」けれど、「そのまま自社のサイトとして公開する」には何かが足りない。

 

これが、AI時代に多くのご担当者様が感じている共通の感覚ではないでしょうか?

 

 

2. AIとの対話を反復し、専門家の手で「2割」を埋める

 

 

ワークショップでは、AIだけで作った最初のたたき台(v0)、ヒアリングを踏まえて修正を加えたバージョン(v1)、そしてブランドの「らしさ」まで反映した完成版(v2)の3段階で、サイトがどう変わっていくかをお見せしました。

ここで大切なのは、v0からv2への変化が「一度の指示で完成形にたどり着く」プロセスではない、という点です。

企業の「らしさ」を問い、AIに追加の指示を出し、出てきた出力を見てまた修正の方向性を握り直す。

この対話と修正の反復を何度も重ねながら、足りない2割を少しずつ埋めていきます。

 

さらに、ブランドの言語化、業種特有の表現、SEOやコピーの設計、写真の選び方といった専門領域はAIだけでは判断しきれません。

それぞれの専門家の知見を借りながら、AIの出力に「人の手」を重ねていく作業が必要になります。

 

AIとの対話の反復と、専門家の手の組み合わせ。

この2つが揃ってはじめて、たたき台は「自社らしいサイト」に変わっていきます。

 

 

3. 作ったサイトを、どうユーザーに届けるか

 

第2部以降では、共催のAlphabet社・小野圭祐氏より「サイトができたあと、どうユーザーに届けるか」を、データに基づいて解説いただきました。

AIとGoogleマップの新機能の登場で、お客様が会社やお店を見つける入り口は急速に変わりつつあります。

検索結果やマップ上での見え方ひとつで、競合と比較しながら「今すぐ動きたいお客様」の目に留まれるかどうかが決まり、来店や問い合わせの数も大きく変動します。

さらに、問い合わせや来店の機会が日々どれだけ取りこぼされているかをシミュレーションで可視化し、

「呼び込み」から「受け皿」まで一貫してつなぐカスタマージャーニーの設計まで、具体的な数値を交えながら共有されました。

 

作るだけでは届かない、届くだけでは成果につながらない。

AI時代のホームページ制作は、「どう作るか」と「どう届けるか」を一体で設計してはじめて、実際の成果に結びつくということが当日の議論を通じて明確になりました。

 

 

まとめ:AI時代のホームページ制作、どこから始めるか

 

ワークショップを終えて、、、「AIで作れることは分かったが、自社サイトとなると話は別」「ヒアリングや反映の進め方が分からない」というご相談を、複数の方からいただいています。

AIの登場でサイト制作のスタート地点は確実に変わりました。

ですが、ゴールに辿り着くために必要な「最後の1マイル」── AIとの対話を繰り返して精度を上げる作業、専門家の手で残り2割を埋める作業、そしてデータに基づく届け方の設計 ── は、いまもこれからも、人の判断と専門知見が必要な領域として残ります。

AIで8割まで作れるからこそ、残り2割と「届けるまで」の設計をどう進めるかがこれからの差になっていきます。

 

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「自社の情報を整理したい」「どこから手をつければいいか」といったご相談も随時承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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