【開催レポート】タイ語メールを30秒で読めていますか?翻訳・議事録・資料作成をAIで変えたJ-CROWN共催ワークショップレポート
2026年4月23日、バンコクのGallery21にて「実務で差がつくAI活用ワークショップ(第3回)」を開催いたしました。
今回は会計事務所J-CROWN代表の森場忠和氏との共催で、15名の参加者をお迎えし「すぐ使える、明日から変わる」ことにこだわった内容でご用意しました。
1. AI思考法 ― 「プロンプトより大切なこと」

ワークショップ冒頭15分は、ツールの使い方よりも先に「AIとの向き合い方」をお伝えしました。
AIの性能が急速に向上した現在、最も重要なのは「どれだけ良い情報・背景をAIに渡せるか(コンテキスト)」です。
そして今回強調したのは「AIを使うと人間の役割はどう変わるのか」という問いです。
ゼロから作る役割から、AIが出した選択肢を選び・磨き・判断する役割へ。
この転換を腹落ちしていただいてから実践編に入ることで、ツールの操作だけでなく「なぜそう使うのか」が伝わりやすくなると感じています。
2. 翻訳 ― 「毎回同じ指示を入力する」をやめる
タイ在住の日系企業担当者にとって、タイ語のメールや英語の契約書を読み解く作業は日常茶飯事ではないでしょうか?
今回デモでお見せしたのは、GeminiのGem機能を使った「翻訳Gem」の設定です。
翻訳時毎回依頼するプロンプト指示を一度設定しておくだけで、以後は文章を貼り付けるだけで統一フォーマットで翻訳が返ってきます。
一度設定すれば小さな手間を省け、毎回アウトプットが統一することができます。
3. 議事録・資料作成 ― 「録音さえすれば、あとはAIが整える」

議事録パートでお伝えしたのは、「まず録音を習慣にすること」というシンプルなメッセージです。
会議の録音データをNotebookLMに入れれば、要約・Q&A・共有ノートまで自動で整理でき、定例会議であればプロジェクトとして積み重ねることでナレッジとして蓄積されていきます。
資料作成パートでは、Geminiでスライド構成案を作り、それをスプレッドシートに整理して、ClaudeにPPTXの出力を依頼する一連の流れを実演しました。
構成案を作り込むのが重要で、Geminiで壁打ちして整えれば、資料としてPPTXでアウトプットするのは一瞬で完了します。
今回のワークショップで使用したスライド資料自体もこの方法で作成しました。
4. 参加者様からの声

アンケートでは多くの方から嬉しいお声をいただきました。
「どのようなAIツールがあるか理解が深まりました。LPの作成などにも活用できないか可能性を感じています」
「大変わかりやすく、情報が盛りだくさんで、ますます興味が湧きました。楽しかったです」
「知らないソフトを知ることができたので、今後の復職の際にも参考にさせていただきたいと思います」
「有料でもよいので夜間や土日の開催もぜひご検討ください」
「今後も定期的に情報を教えていただけるととても助かります」
ご参加いただいた皆様、本当にありがとうございました。
まとめ:「使い方を知っている人」と「知らない人」の差は、これから広がっていきます
翻訳・議事録・資料作成。
どれも「毎日やっているけれど、実はAIに任せられる」業務です。
ツールの習得よりも「どの業務から手をつけるか」を決めることが、実際の変化への近道です。
「自社ではどこから始めればいいか」「どのツールが合うか」といったご相談や導入コンサルも随時承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。