eeevoグループ – タイでのJBAA普及を目指し日タイ教育研究振興財団と提携
日本と東南アジアで事業を展開する日系IT企業eeevoグループ(本社:マレーシア、クアラルンプール)は、日本ビジネス能力認定協会(JBAA)のタイの代理店として、タイと日本の学術交流を支援する日タイ教育研究振興財団と提携し、タイでのJBAA普及に尽力いたします。
まずは、現在日本語と英語で出版しているJBAA公式テキスト(3級、4級)のタイ語版を制作し、販売いたします。また、2020年中に、一般向けのJBAA公式試験も開催する予定です。
日本ビジネス能力認定の目的とターゲット
日本ビジネス能力認定協会(JBAA)が主催する日本ビジネス能力認定試験は、日本、または海外の日系企業/日本人を顧客とする企業で働く外国人を対象にした認定試験で、日本独特のビジネスマナーや商習慣、倫理観を学び、身に付けることを目的としています。
日本国外で事業を展開されている日系企業の共通の悩みとして、「外国人スタッフにいかに日本の企業文化を理解してもらうか」というものがあります。「日本の常識」が海外では「常識」ではないことは多く、意識の違いからトラブルが発生することも珍しくありません。
日本ビジネス能力認定試験は、外国人スタッフに日本の文化や商習慣を学んでもらうことで、日系企業の社内外のコミュニケーションを円滑にし、ビジネスを効率よく進められるようになることを目的としてスタートした事業です。
現在、eeevoグループは、タイ、マレーシア、シンガポールのJBAAの専属代理店として、各国でのJBAAの普及に努めております。2019年1月からJBAAの事業をスタートしたマレーシアでは、JBAA企業研修、個人向けクラス、一般向け試験、テキスト販売の4つの事業を展開しており、タイでも同様の事業を進めていく計画です。
タイにおけるJBAA普及のための事業計画
外務省の統計によると、タイに拠点をもつ日系企業は3925社、在タイ邦人数は72754人と共に世界4位の規模です(※)。首都バンコクには日本関連のサービス多く、日本語を学習するタイ人や日系企業で働くことを目指すタイ人が東南アジアで最も多い国のひとつといえるでしょう。
eeevoグループでは、2019年3月にバンコクでJBAA認定講師養成講座を実施。2名が認定講師の資格を取得しております。
また、今後はeeevoグループのタイ法人と、日タイ教育研究振興財団が中心となり、JBAAテキスト販売、JBAA試験などを実施して参ります。
日タイ教育研究振興財団は、タイに拠点をもつ日系企業や、タイの日本語教育機関、医学や工学の研究機関と強いつながりがございます。そのつながりを活かし、タイでのJBAA認知度向上を目指し、さまざまな事業を展開してく計画です。
※外務省公式サイトより(平成29年度10月1日現在)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000043.html