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AR(拡張現実)を活用した販促ツール「webAR」の提供を東南アジアで開始 – eeevoグループ

 

日系 IT 企業の eeevo next Sdn Bhd(本社:マレーシア、クアラルンプール)は、AR(拡張現実-Augmented Reality)を活用した販促ツール「webAR」の提供を東南アジアで開始します。webARは、ARの研究開発を行うKAKUCHO株式会社(本社:東京都)が開発した技術で、日本では大手企業様などが利用している新しいサービスです。eeevoは、オンラインサービスの成長著しいシンガポール、タイ、マレーシアの専属代理店としてwebARの普及に努めます。

 

webARは、アプリのダウンロードやARマーカー不要。既存のウェブサイトにリンクを埋め込むだけで実装でき、導入コストも抑えられます。ユーザーは、ブラウザをタップするだけで手軽にARを体験できる新しいサービスです。

 

ウェブサイトなどに実装し、携帯端末でいつでもどこでも商品を選べる「ワクワク体験」を提供することで消費者の満足度を高め、購入行動を後押する販促ツールとして、また、持ち運びが難しい大きい商材のサイズ感や360度からの見え方を説明し、より深く商品を理解してもらうための営業ツールとしても活用できます。

 

 

 

 webARとは – 既存のARよりも「手軽」で「低コスト」
ARといえば『Pokémon GO』を思い浮かべる方も多いでしょう。目の前の風景にポケモンがいるかのように見えるARを活用したゲームは世界中で大ヒットしました。
『Pokémon GO』のように、ARはまったく新しいワクワク体験をユーザーに提供できるサービスですが、これまでのARサービスは専用のアプリが必要だったり、導入コストが高かったりと、導入障壁が高いものでした。

 

それに対してwebARは、低コストで、しかも簡単に導入できます。
導入フローは、AR化したい商品の情報を提供いただきARデータを制作 → リンクをウェブサイトに埋め込めば実装は完了。ユーザーがブラウザをタップすればARが立ち上がります。

 

 

 

 

webAR活用で見込める販促効果

webARの特徴は、実際のサイズ感を確認できること、商品を360度から確認できること、アニメーションを実装して操作感を体験できることがあげられます。これらの特徴を活用することで、消費者の購入行動を後押しできます。

 

ECサイトなどオンラインでの販促効果
ARを実装したECサイトと実装していないサイトを比較した場合、サイトの滞在時間は2.7倍、購入に至る確率は11倍になります※。
※出典:https://techcrunch.com/2017/09/19/a-new-arkit-app-from-houzz-brings-500000-objects-to-moveable-life/

 

消費者が商品を購入するにあたり、一番時間を費やすのが「選ぶ」ステージです。
ECサイトの場合、オンラインで商品写真や口コミを確認して購入。配送後、商品を体験して満足するというフローになります。

一方ARを実装した場合、「選ぶ」ステージで商品を疑似的に体験し、満足感を得てから購入するフローになります。ARを活用することで、購入を後押しし、満足感を高め、返品率を下げる効果が期待できます。

 

店頭・展示会など対面での営業ツールとして
ARは、QRコードなど「QRマーカー」を読み込むことでも利用できます。
カタログやリーフレット、看板などにARマーカーを印刷すれば、店頭や展示会などさまざまな場で手軽に顧客が商品を疑似体験できるなど、強力な営業ツールとして活用できます。

 

 

 

 

webAR 活用事例

・ECサイト/ウェブサイト

ウェブサイトにARを導入すると、ユーザーのサイト滞在時間が向上します。また、家に居ながら、いつでもARで商品を疑似体験できるため、購入率の向上、返品率の低下が期待できます。

・高級車や家具、ピアノなど

車を自宅の車庫に駐車した様子、自宅に家具やピアノを配置した様子を確認するといった「ワクワク体験」を通じて購買意欲を高める効果が期待できます。

・展示会

実物の商品がなくても商品説明が可能なため、従来より多くの商品のPRができます。また、搬入・搬出のコストや手間も削減可能です。

 

・営業支援ツール

タブレットやスマートフォンで多くの商材の説明が可能になります。持ち運びが難しい大きな商材でも、実際のサイズ感や、さまざまな角度からの見え方などをARを見せながら説明できます。

・イベントで話題作り

キャラクターやフレームをAR化し、イベント会場などでユニークな写真を撮影できるような仕掛けづくりが可能です。話題作りのためのツールとして、またSNSへの投稿促進ツールとして活用できます。

 

・クーポン
雑誌や看板などに掲載したQRコードをスキャンしてクーポンを表示させることが可能です。